こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
企業が成長し、事業を拡大するためには、さまざまな投資が必要です。
しかし、その投資のための資金を調達することは容易な作業ではありません。
そこで、企業にとって大きな助けとなるのが「助成金」などの公的支援になります。
助成金は、主に国から提供される資金であり、条件を満たす企業には返済不要で支給されます。
しかし、申込み申請から受給までには多くの手続きや確認事項があり、適切に対応しないと助成金を受け取ることができません。
そこで今回の記事では、助成金申請の際の注意点や、申込みから受給までの流れを司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
これから助成金を申請しようと考えている企業の皆様に、少しでも役立つ情報を提供できれば幸いです。
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助成金の申請に関する注意点と申請から受給までの期間を解説します!


1.助成金とは?
助成金とは、主に国の機関である、厚生労働省などが特定の目的を達成するために、企業に対して支給する資金のことを指します。
助成金は、返済の義務がないため、企業にとって非常に有利な資金調達手段となります。
特に、従業員の雇用や労働環境の整備に対して支給されることが多く、事業の発展に大きな後押しとなります。
助成金は、要件を満たしていれば基本的に支給されるため、スタートアップや中小企業等にとっては、非常に役立つ資金調達手段の一つといえます(厳しい審査があり、優れた事業計画などが必要な補助金との大きな違いです)。
2.助成金を申請するときの注意点
助成金の申請を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを理解しておく必要があります。
これらのポイントを押さえておくことで、申請手続きがスムーズに進み、最終的に助成金を受け取る確率が高まります。
1)要件を満たしているか確認する
助成金の申請において最も重要なポイントは、自社が助成金の要件を満たしているかどうかを確認することです。
助成金ごとに支給対象や要件は異なり、例えば特定の年齢や属性の従業員に限定されている場合もあります。
また、自社が中小企業か大企業かで支給額が大きく異なるため、申請前に必ず助成金の詳細な要件を確認し、自社がその要件を満たしているかをしっかりとチェックしましょう。
要件を満たしていない場合、申請が却下されるだけでなく、将来的に再申請が難しくなる可能性もあるため注意が必要です。
2)自社の労務管理が適法か確認する
助成金を申請する際には、自社の労務管理が適法であることが求められます。
労務管理の不備や法令違反がある場合、助成金の申請が認められない可能性があります。
例えば、従業員の労働時間が適切に管理されているか、社会保険や労働保険の手続きが適切に行われているかなど、細部にわたる確認が必要です。
また、助成金の申請後に監査が行われることもあるため、日常的に労務管理を適切に行っておくことが重要です。労務管理に不安がある場合は、専門家に相談することをおすすめします。
3)助成金のスケジュールを確認する
助成金の申請には、さまざまなタイムスケジュールが決められています。
このタイムスケジュールを守らないと、どれだけ要件を満たしても支給手続きを受け付けてもらえません。
そのため、助成金のスケジュールをしっかりと確認し、申請までの準備を計画的に進めることが大切です。
例えば、「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」の場合、下記のタイムスケジュールが決められており、順序を守り行動する必要があります。
| ①キャリアアップ計画の作成・提出②就業規則等の改定(正社員への転換規定を追加)③就業規則等に基づく正社員化④正社員化後6ヵ月間の賃貸支払い⑤助成金の支給申請 |
また、助成金申請は、多くの書類の提出が必要となるため、必要書類の収集や作成に時間がかかることがあります。
余裕を持ってスケジュールを立て、申請期限に遅れることのないよう注意しましょう。
4)自分で申請するか、専門家に相談するか確認する
助成金の申請は、企業自身で行うこともできますが、専門家に相談することで申請手続きがスムーズに進む場合があります。
特に、助成金の申請が初めてである場合や、複雑な要件がある場合には、専門家のサポートを検討する価値があります。
専門家に依頼することで、助成金の要件確認や書類作成の手間を省くことができ、結果的に申請の成功率が高まる可能性があります。
ただし、専門家に依頼する場合は、費用が発生することを考慮し、事前に費用対効果をしっかりと検討することが重要です。
3.助成金の申込み申請から受給までの期間
助成金の申込みから受給までには、通常数カ月から半年程度、なかには1年程度かかる場合があります。助成金の種類や申請手続きの進行状況によって異なりますが、支給申請が受理された後、審査が行われ、審査が完了すると助成金が支払われます。
上記で説明した「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」の場合、正社員化後6ヵ月間の賃貸を支払った後に支給申請しますので、申込みから受給まで7~8ヵ月程度かかることが多くなります。
支給申請後の審査の過程では、提出された書類の確認や、必要に応じて追加書類の提出が求められることもあります。審査に時間がかかる場合もあるため、余裕を持ったスケジュールで計画を進めることが重要です。助成金を受け取るまでの間に、必要な資金を確保しておくための計画を立てておくことも、企業経営において重要なポイントです。
4.助成金申請の注意点まとめ
助成金の申請は、企業にとって大きなチャンスとなる一方で、注意点を押さえておかないと申請がスムーズに進まない可能性があります。
助成金を申請する際には、まず自社が要件を満たしているかを確認し、労務管理が適法であることを確認しましょう。
また、助成金のスケジュールを確認し、順序どおり手続きを進めることが重要です。
さらに、自分で申請するか、専門家に相談するかを検討し、最適な方法で申請を進めることが求められます。
助成金は申込みから受給までには時間がかかるため、計画的な対応が必要です。
本記事で紹介したポイントを参考に、助成金の申請を成功させ、企業の成長に役立てていただければ幸いです。
ここまでで、今回のブログ「助成金を申請するときの注意点とは?申請から受給までの期間も解説!」のテーマの解説は以上になります。
当サイトを運営する司法書士法人ホワイトリーガルでは、助成金のお悩みを解決するための無料相談を受け付けています。
ぜひ、お気軽に当サイトの無料相談を利用してご自身の助成金の問題を解決していただきたいと思います。
カワウソ竹千代助成金の申請で困ったときは、お気軽に当事務所まで助成金のご相談をしてくださいね。



それでは、司法書士の久我山左近でした。






