こんにちは、司法書士法人ホワイトリーガルのブログを執筆している司法書士の久我山左近です。
会社を経営していると、資金調達の1つの方法として「補助金」や「助成金」の利用を検討することがあると思います。
しかし、これらの違いについて正確に理解している方は少なく、それが原因で補助金や助成金の申請に失敗してしまうことがあります。
補助金と助成金は、共に企業の活動を支援するための公的資金ですが、その目的や管轄機関、そして受給の難易度には大きな違いがあります。
そこで、今回の記事では、補助金と助成金の違いについて、司法書士の久我山左近が詳しく解説いたします。
それぞれの違いを把握すれば、ケースバイケースで受給しやすい補助金・助成金にチャレンジしやすくなりますので参考にしていただければ幸いです。
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補助金と助成金の違いや需給の難易度を詳しく解説いたします!


1.補助金とは?
補助金は、中小企業等の業務効率化や事業拡大を支援するための資金サポートが多くなります。
ここでは、補助金の「目的・管轄・受給難易度」について詳しく解説します。
1)補助金の目的
補助金は、主に新規事業の立ち上げや事業の成長を促進するために、政府や自治体から支給される資金です。
その目的は、地域経済の活性化や産業の振興、技術革新の推進など、多岐にわたります。
補助金を受けることで、企業は新たな設備投資や技術開発、マーケティング活動などを加速させることが可能になります。
また、補助金は特定のプロジェクトや事業活動に対して支給されるため、資金の用途が明確に定められている点も特徴です。
2)補助金の管轄
補助金の管轄は、主に経済産業省や総務省、地方自治体などの公的機関になります。
これらの機関は、それぞれの地域や産業のニーズに応じて、特定の事業やプロジェクトに対する支援を行っています。
例えば、経済産業省が管轄する補助金は、中小企業等やスタートアップの振興を目的としたものが多く見られます。
一方、地方自治体は、地域での起業開業や地場産業を支援するための補助金を提供しており、それぞれの地域に適した施策が実施されています。
3)補助金受給の難易度
補助金の受給は、一般的に非常に競争が激しく、要件を満たしているだけでは支給されるとは限りません。
補助金を受け取るためには、まず厳しい審査を通過し、採択される必要があります。
特に補助額が大きい補助金は、その目的に合致した優れた事業計画書の提出が求められ、計画書の内容が審査の重要な要素となります。
このため、企業単独での申請は難易度が高く、専門家のサポートを受けることが推奨されます。
補助金の審査では、事業の新規性や独自性、社会的意義が評価されるため、詳細な計画と明確なビジョンが必要です。
2.助成金とは?
助成金は、中小企業等の雇用や労働環境整備の促進がメインになります。
ここでは、助成金の「目的・管轄・受給難易度」について詳しく解説します。
1)助成金の目的
助成金は、主に労働環境の改善や雇用の促進を目的として、政府が企業に対して支給する資金です。
助成金は「従業員の研修や教育、新たな雇用の創出、職場環境の改善」など、企業が法律や制度を遵守しつつ、健全な経営を行うための支援を目的としています。
また、助成金の支給は、企業が法律を遵守していることが前提であり、その適切な運用が求められます。
2)助成金の管轄
助成金の管轄は、主に厚生労働省が担当しています。
厚生労働省は、労働政策や福祉政策の一環として、企業の労務管理や雇用対策を支援するためにさまざまな助成金を提供しています。
例えば、従業員の雇用維持を目的とした「雇用調整助成金」や、従業員のキャリアアップを促進する「キャリアアップ助成金」などが挙げられます。
これらの助成金は、企業が法律を遵守し、労働者の権利を保護するために重要な役割を果たしています。
3)助成金受給の難易度
助成金の受給は、補助金と比較して難易度が低いとされています。
助成金は、要件を満たしている場合、基本的には支給される仕組みになっています。
ただし、助成金を受け取るためには、企業が法律を遵守した労務管理を行っていることが必要です。
例えば、従業員の就業規則や労働条件の整備、適切な給与支払いなどが求められます。
これらの要件を満たしていない場合、助成金が支給されないこともあるため、法的な知識が必要です。
企業は、助成金の申請前に、自社の労務管理が適切に行われているかを確認することが重要です。
3.補助金と助成金のメリット・デメリット
補助金や助成金は、公的機関からの資金サポートになりますので、基本的にはメリットの方が大きくなります。
しかし、申請ルールやコンプライアンス遵守など、法的知識や手間暇がかかりますので、中小企業等には難しく感じられることもあります。
1)補助金と助成金のメリット
補助金と助成金は、借入と異なり返済が不要な資金となり、企業にとっては純利益に近しい性質のお金となり、非常に大きなメリットがあります。
補助金と助成金には、それぞれ独自のメリットもあります。
まず、補助金のメリットとしては、支給額が大きく、事業の拡大や新規プロジェクトの推進に大きな助けとなる点が挙げられます。
また、補助金を受けることで、企業の信頼性や社会的評価が向上することも期待できるでしょう。
一方、助成金のメリットは、要件を満たしていれば基本的に受給できるという点です。
助成金は、特に中小企業やスタートアップにとって、負担の少ない資金調達手段となり、企業の健全な運営をサポートします。
2)補助金と助成金のデメリット
補助金のデメリットとしては、申請から受給までのプロセスが非常に複雑であり、申請書類の作成や審査の通過が難しい点が挙げられます。
また補助金を受けるためには、事業計画が明確であり、かつ補助金の目的に合致していることが求められ、専門的な知識や経験が必要となる場合が多く申請作業に時間と労力を要します。
一方、助成金のデメリットとしては、法律や制度を遵守することが前提となっているため、企業の労務管理や法的手続きに関する負担が増加する可能性があります。
助成金を受け取るためには、適切な労務管理を行い、必要な書類を整備することが重要です。
4.補助金と助成金の違いまとめ
補助金と助成金は、共に企業の成長や発展を支援するための重要な資金調達手段です。
しかし、その目的や管轄機関、受給の難易度には大きな違いがあります。
補助金は新規事業やプロジェクトの推進に役立つ一方、助成金は主に労働環境の改善や雇用の維持を目的としています。
また、補助金は厳しい審査を通過する必要がありますが、助成金は要件を満たしていれば基本的に受給できる点が特徴です。
企業の目的や状況に応じて、ケースバイケースで補助金・助成金を活用できるようにしましょう。
自社だけで申請するのが難しい場合には、専門家への相談を検討しましょう。
専門家とつながりをもっておけば、最新情報をもとに適した補助金・助成金を紹介してもらえるので非常におすすめです。
ここまでで、今回のブログ「補助金と助成金の違いとは?目的や管轄の違いや需給の難易度も解説!」のテーマの解説は以上になります。
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それでは、司法書士の久我山左近でした。







